10月1日2日に
名古屋市科学館で行われた
「青少年のための科学の祭典2016名古屋大会」に参加しました。
子どもたちに 「スライム」を実際に作ってもらいました!
独特の触感が面白いスライムで、とても簡単に作れるので、
触って遊んだことがある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
スライムの基本的な作り方は、洗濯のりとお水を混ぜたものに、ホウ砂を加え分離しないように思いっきりかき混ぜると完成です。
スライムはホウ砂と洗濯のりが水素結合という普通の結合よりも強い結合をするためにできます。
今回は二種類のスライムを用意していました。
一つ目はとろとろスライムです!
とろとろスライムとは、その名の通りとろとろとしたやわらかいスライムのことです。
このスライムは、ストローをさしてスライムに息を吹き込むと、風船のように膨らませて遊びます。
二つ目はぽんぽんスライムです!
ぽんぽんスライムは、スーパーポールのような形をしていて、ぽんぽん跳ねるスライムです。
全く触感が異なるスライムですが、この違いはなんでしょうか?
実は、スライムに含まれる水分量がとろとろスライムの方が多く、ぽんぽんスライムは少ないです。
ぽんぽんスライムは、どろっとしたスライムを作ってから塩を入れて水を抜いて完成します。
ナメクジに塩をかけると、とけてしまいますよね。
スライムも一緒で、塩をかけると脱水(塩析)されて、水が出て固くなるのです。
スライムの仕組みを紙芝居で説明して、子どもたちに実際に作ってもらいましたが、ホウ砂を入れてスライムになる瞬間とても驚いている姿を見るのがとてもうれしかったです。
子どもたちが「科学のおもしろさ」に気付くきっかけに少しでもなればうれしいです♪
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